地元の勝負師、若井友和(45)が3度目のグランプリレース制覇へ静かに闘志を燃やす。前節の伊勢崎G2レジェンドカップは3日目に落車したが、「影響はほとんどない。ただスタートが全く切れなくなった」と部品を新品にした影響を口にする。

だが、そこは勝負の酸いも甘いも知り尽くすオート界の勝負師。02、15年に続く4年ぶり3回目の大会制覇へ向け、「ここのところ良くないので、リング交換して、セッティングを換えていく。あとはそれでエンジンが出るか、出ないか。天気も変化した方が、自分にとってはいい方向に行く。いろんなタイヤを準備できるかどうかだね」と前を向いた。