A級特選6Rは太田剛司(38=愛知)が逃げる山口智弘を目標に直線一気差し。幸先良く白星スタートを飾った。

10年1月デビューの太田は遅まきながら今期が初A1。特選シードも3場所前の西武園が初めてだ。練習仲間の白井一機は「練習の力がようやくレースで出せるようになった」と太田の成長を認める。

太田は「下手だった組み立ても考えるようになった。練習方法も工夫してやるようになった」。競走得点も自己ベストの91点まで上げた。「今期にS級の点数を取りたい。今節が勝負と思ってます」。特選とは一転、自力勝負になった準決5Rでも全力を注ぐ。