記念すべき第1回のG2全国ボートレース甲子園(23~28日)を開催する浜名湖ボートの関係者が19日、菊地孝平選手(40)を伴い、東京・築地の日刊スポーツ新聞社にPR来社した。甲子園の名前の通り、47都道府県の出身地から選出された代表47人(今年は鳥取は該当者なし)と、施行者推薦枠5人を合わせた52選手で争われる。

岩手代表の菊地選手は静岡支部で、言わずと知れた浜名湖マスター。「業界を挙げた新しい試みで、優勝旗も立派。歴史に名前を刻みたい」と初代覇者へ意欲満々。「なじみのない県の人がボートレースを知る取っ掛かりになればうれしい。岩手出身で菊池雄星、大谷翔平、佐々木朗希といった有名人が出てきたし、割って入りたいですね」と力が入る。

初日のドリーム戦は峰竜太、白井英治、吉川元浩、桐生順平、井口佳典にまじって6号艇で臨む。「6コースから上位を取れれば、いい流れを作れる」と前向きだ。

元中日の山本昌さん、ボートレースアンバサダー植木通彦さん、松井繁選手の対談などイベントも充実している。売り上げ目標は55億円。