今節は企画レース。「まくってちょ~うだい!!」と題して、まくりにスポットを当てる。決まり手「まくり」で勝てば、選手は賞金2万円が手に入る。

そんな中、小川晃司(51=福岡)沢大介(47=三重)阿波勝哉(46=東京)の大外スペシャリスト3人が集結した。小川は「起こしが悪くて、2速が良くない。何か外仕様になっていますね。レース足を求めたいので普通仕様にペラをたたいてみます」。大外でもブイ際を鋭く突くスタイルの小川にとって、回り足が生命線となる。

阿波と沢はもともと攻撃型だが、近況はともにスタイルに変化がある。阿波は「伸びがつかないのに、求め過ぎて成績がズタボロなんです。最近はバランス型に求めています。今節は伸びを求めて、つかないならバランス型にします」。手にした42号機は尼崎が誇るエース級。阿波好みの伸びになれば本領発揮となりそうだ。

そして沢は「最近はチルト0度かマイナスにしたけど、2度か3度で行ってみるつもり。賞金よりも、まくるというタイトルに恥ずかしくないレースをしたいです」と意欲を見せた。