静水面で行われた優勝戦は、1号艇の田中辰彦(33=広島)がコンマ12のスタートを決め、1Mで3号艇高橋真吾の猛攻を振り切って逃げ切り、当地初Vを飾った。「エンジンが仕上がっていたので、スタートに特に重点を置いた。戸田は得意なイメージはなかったけれど、これで好きになれそうです」と笑顔を見せた。

田中にとって優勝戦で初のイン戦だった。得意ではないと話していた戸田水面を見事に克服。16年7月の宮島以来約3年ぶり2度目のVを手中に収めた。2着には6号艇の馬場貴也、3着は高橋が入った。