選抜6R、小嶋敬二(50=石川)-神山雄一郎(51=栃木)のドリーム連係は109期の林大悟の徹底抗戦で不発に終わった。

打鐘前に林が切って先行態勢。小嶋は鐘4角5番手から猛然と反撃したが、林も出させず壮絶なもがき合いに。後方で足をためていた工藤文彦が一気にまくり切った。

小嶋は神山に「すみませんでした」と頭を下げながら「もうちょっとで出切れたのに…」と悔しがった。「それにしても林(大悟)はあそこまで踏むかな。ああ、きつかった」。

小嶋を取り囲んだ中部地区の後輩たちに「明日は誰か(俺のために)死ぬ気で頑張ってくれえ」。心の叫びだった。