ベテラン金子周一郎(43=埼玉)がようやく決勝の舞台に立つ。準決6Rで最終バック8番手から中を割り、ゴール横一線の3着争いを制した。「なかなかコースが空かなかったけど、最後に1車分空いたんでね。良かったですよ」と笑顔で振り返った。

決勝進出は10月の地元西武園以来だが、この時はシステム障害で開催が中止になった悔しい思い出がある。決勝のレース出走となると3月松阪(6着)以来。10RのA級決勝は日浦崇道の3番手から「空いたコースを突っ込みますよ。明日は(システム障害などなく)ちゃんとやってほしいね」と一発を狙っている。