ベテランの高木隆弘(50=神奈川)が準決9Rで逃げた佐藤幸治マークで2着に入り、決勝進出を決めた。レース後は「うれしい!」と満面の笑み。「佐藤君が後半からかかっていくように、上手に駆けてくれました」。九州と南関の即席コンビでのワンツーに、終始笑顔でクールダウンに向かった。

前場所の川崎では、2日目に加賀山淳が選手紹介後の落車で欠場してレース不成立となった。最終日の特選と一般戦への進出はくじ引きで決定。高木は初日5着で優先順位では上位だったが、残念ながら特選へ進めなかった。それだけに「抽選負けした分も取り戻せたよ」と終始ご機嫌。決勝も同県の勝瀬卓也とともに佐藤とライン形成。足をためて直線コースを探す。