上條暢嵩(26=大阪)が偉業へ闘志を燃やしている。準優11Rはコンマ05の鋭発を決めて鮮やかに逃げ切った。「スタートで放ったのが正解。足はバランス型で中の上。ぐいぐい出ていくことはないが、ターンの感じが良かった」と笑顔が弾けた。

暢嵩は12日児島で優勝。その次節では兄嘉嗣が優勝して兄弟の2節連続Vを果たした。そして今回は暢嵩が三国、嘉嗣が鳴門で同日優出を決めた。今度は兄弟同日Vで「ダブルグラッツェ」を狙う。