地元の磯川勝裕(25=東京)が自身の不安を一掃した。

予選6Rでは打鐘からカマシ気味に先行し、番手の長沼謙太にこそ差されたものの2着と善戦。「今日は絶対に先行しようと思っていた。良かった」と笑顔で振り返った。

負傷欠場や開催中止で、実戦を走るのは4月17日以来、47日ぶり。前検日は仕上がりに半信半疑の様子だったが、この日のレース後は表情が一変していた。

準決10Rでは今開催の目玉・菊池岳仁と初対戦する。「面白くなってきたよ」と闘志を燃やしていた。