9年ぶり2度目優出の菅野はやか(38=広島)が、またも開けた差し場をとらえ、デビュー16年6カ月での初優勝を飾った。

スタートは6番手だったが、2コース清水沙樹が攻める展開を、3コースから見極めた。「沙樹ちゃんの動きだけを見ようと思っていた。(バックは)あれっと思った」と思わぬ首位浮上に動揺。2Mでややバランスを崩しながらも持たせて後続を振り切った。

準優12Rに続く、好展開と64号機のパワーに感謝しきり。「(勝因は)展開です。ペラは全くたたいてないです。エンジンのおかげ。今後? 地道に走りたい」と照れた。

シリーズを通して掲げた勝率アップへ、1走1走に力を込める。