北野武史(48=石川)が9月松阪から6場所連続の決勝進出を決めた。準決10Rは目標の谷口遼平が主導権を奪取。福永大智にまくられながらも谷口は耐え、直線勝負まで持ち込んだ。福永の番手だった伊勢崎彰大には先着を許したが、2着で決勝の切符をつかんだ。

レース後は「何とかなるとは思っていたけど、僕の調子うんぬんじゃなく前のおかげ。調子に乗ったらあかんな。すごく調子がいいわけじゃなく、少し調子がいいと戒めます」と気持ちを引き締めた。ただ流れは引き続きいい。決勝12Rは中部近畿3番手。稲毛健太が好機に仕掛ければ、3番手からでも好勝負に持ち込む。