11月丸亀でデビューした127期ルーキーの小林愛美(なるみ、20=岡山)が初の地元戦を迎えた。相棒の19号機は複勝率が当地全体4位の44・0%で、良機を示すオレンジプレートが付く。特訓を終えると、やや緊張した表情で「乗り心地が良くなかった。足はまだ分からない」と話した。

地元巧者の柏野幸二と家族ぐるみの付き合いが元で、幼い頃からレーサーを目指した。2度目の受験で養成所をパスし、修了後は岡山市内の自宅から当地へ足しげく練習に通った。「丸亀では他のスピードについていけなかった。今節は流れに乗って、他の人にボートを当てない。そして1つでも上の着を目指します」と気合を入れた。