ボートレース最高峰、たった2分足らずで優勝賞金1億円を争う、猛烈にアツい年末決戦、SG「第35回グランプリ」が開幕する。今大会は令和のボートレースをリードする峰竜太(35=佐賀)が、独占手記を連日、ファンの皆さんにお届けする。

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こんにちは、峰竜太です。いよいよ、グランプリが始まります。僕の素直な気持ちを読者のみなさんに伝えたいと思っています。最後まで軽~い気持ちで、楽しんでください。

まずは僕のあいさつ「アロハ~(ALOHA)」から。最初は軽いノリで使っていましたが、深い意味を知り、もっと、たくさんの人に広めたいと思いました。AKAHAI=思いやり、LOKAHI=協調性、,OLU,OLU=喜び、HA‘AHA‘A=謙虚、AHONUI=忍耐。人間関係の全てが詰まっていて、今では大好きな言葉です。

平和島は約3年ぶりに走ります。前検では、スタートがしづらかったし、エンジンも乗りづらさがありました。じっくり調整できるアドバンテージを生かして、ひとつずつ課題を解消していきたいです。(ボートレーサー)

◆グランプリ SG、優勝賞金1億円。選出基準は当該年の1月1日からSGチャレンジカップ(G2レディースCC含む)終了日までの獲得賞金上位18人。13年まで12人で争われていたが、14年から18人による2ステージ制にスケールアップした。第1回は86年住之江で開催され、優勝賞金は3000万円だった。同時開催のグランプリシリーズ戦もSGで、優勝賞金は1700万円。