寒波に見舞われた東海地方は、16日の大垣ミッドナイト競輪が降雪のため中止になるなど、競輪開催にも影響が出た。

17日に初日を迎えた名古屋競輪場も、午前9時半の段階ではバンクの内側がうっすらと雪化粧。レースがスタートした午前10時半ごろに、ようやく本来の芝生が顔をのぞかせた。

1Rで風を切って先行し、2着に踏ん張った斎藤敦(34=大阪)は「自由に走っていいと言われていた。確かに寒かったけど、前検日の指定練習ほど風がなかったし、走りやすかった」と、寒さ以上にラインでワンツースリーが決まり、ホッとした様子だった。