松井宏佑（28＝神奈川）が豪快まくりを決めて地元Vを飾った。

ヤンググランプリ2020の決勝ゴール（右から1着・松井宏佑、2着・宮本隼輔、3着・森田優弥）

正攻法の松井－宮本隼輔を赤板過ぎに黒沢征治－森田優弥が押さえ、河合佑弥が追走。さらに坂井洋－小林泰正も踏み上げると、打鐘から小原佑太－高橋晋也がスパートして主導権を取った。

大きく離れた3番手で坂井が続き、以下は黒沢、小林、森田、河合の順で最終ホームを通過。8番手に置かれた松井だが、2角で仕掛けると次々と前を抜き去り、番手絶好から抜け出す高橋を直線でとらえて快勝した。

松井を終始マークした宮本が流れ込んで2着。森田が中団から宮本へ切り替えて3着に入った。

ウイニングランでガッツポーズを見せる松井宏佑

表彰式前のシャンパンファイトで破顔一笑の松井宏佑

優勝賞金ボードを掲げる松井宏佑

◆松井宏佑のコメント　めちゃくちゃ嬉しいです！　ホームバンクだし、去年（ヤンググランプリ）3着で悔しい思いをしたから、優勝して、いいところを見せたかった。（作戦は）前を取って、引いて、行けるところから仕掛ける。前が少しごちゃついて流れが向いたので、持ち味を出せました。ナショナルチームの競技ではなかなか結果を出せず、両立は難しいですが、来年もレベルアップできるよう精いっぱい頑張ります。

ヤンググランプリ2020全成績

（注＝成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください）