S級予選6Rは山内卓也(43=愛知)がまくる加藤寛治を差し切り、幸先よく準決一番乗りを決めた。前走の奈良F1から中0日の強行軍だったが「意外に疲れは感じなかった」と頼もしい。目標の加藤にも「(前期)A級で強かったのも見ていたし、今期もS級戦で1着があるから」と全幅の信頼を置いていた。

ただ、加藤を残せなかったことには「(寛治は)たれてきた。後ろの三宅(裕武)も踏んでいたから」とちょっぴり残念そう。準決に勝ち上がったからには「いい追加にしたい」と決勝進出を狙う。