前節、桐生順平が準完全Vを決めた67号機は、昨年11、12月に中間整備を2度行った。このように、複数回の中間整備が利いて浮上するケースは十分にある。今節は3基のエンジンに中間整備が入った。

◇11号機…昨年末の中間整備でキャブレターとシリンダーケースを交換。秦英悟が本体整備をしながら準優6着。ギアケースを交換。引いた島田賢人は「もらったままで特訓へ行ったが、ぱっとしない。点検してからですね」。

◇36号機…今回が4連続の中間整備となる。前回の昨年12月に福島勇樹が駆り準優3着。キャブレターを交換。太田潮は「ペラが少し回ってないかな。班では一緒で下がらない。かかりも悪くない」と一定の評価。

◇49号機…こちらも3連続の中間整備だが、前回の昨年末に香川颯太が苦戦。ギアケースとキャリアボデーを交換。初日ドリーム12Rの6枠君島秀三は「軽くて水をかいている感じがない。でも行き足が良さそうで、伸びも変わらず、体感も悪くない。中間整備で良くなっているのかな」と表情を緩ませた。