S1青山周平を破ったのは地元の秋田貴弘(49=川口)だった。

前検日に「スタートで食われないように」と話した初日予選12R。10メートル後ろの高橋義弘、越智尚寿にスタートで行かれた。ただ、そこからすぐに差し返すと3番手をキープ。番手を上げ、最終1角で逃げる高石光将をさばくと、青山の追い上げも振り切った。「道中はいっぱいいっぱいで余裕はなかった」と話したが、周りからの祝福に終始、笑顔だった。2日目予選10Rもスタートをしのぎ、首位争いを演じる。