1予11Rは中川誠一郎(41=熊本)が1角7番手から豪快なまくりを決めた。マークした荒井崇博は必死に追走して2着。レース前は通算463勝で並んでいた2人の勝負は、中川に軍配が上がった。

ただ中川は「荒井さんが付いてるのに情けないレースをしてしまった。内容は全然駄目です」と厳しい自己評価だった。「気持ちは打鐘過ぎだったんです。でも、向かい風で気持ちに迷いが…。でも、もっと魅せる走りがしたかった」。

中川が、勝ってこれほど悔しがるのも珍しい。裏返せば、今回は気持ちと状態が充実しているということだろう。