見事な大アーチを描いてみせた。A級選手が1枠にシードされる7R「ウインウイン7」は、6枠の大谷健太(32=埼玉)が大外まくりで快勝。1周1Mで1枠の三角哲男をのみ込むと、レース実況はメジャーリーグで活躍する大谷翔平選手が脳裏に浮かんだか「オオタニさあんっ!」と叫んだ。

大谷はピットに戻ると「オオタニさあんっと言われた? はははっ」と笑い、「僕も中3まで野球で外野手をやったけど、打順は1番から6、7番に降格したんです。大違い」と少しおどけた。

後半11R5枠は見せ場を作れず5着だったが、7月から19年前期以来のA2級昇格するようにリズムも上向き。投手と野手をこなす大谷翔平選手を念頭に「まくりの他にも、いろいろできることを見せたい。エンジンは起こしや行き足が良く、伸びもいいから」と上機嫌で、2日目は4Rイン戦に挑む。