今節、動きの良さが目立つ桝崎陽介(40=飯塚)が準決勝戦11R2着に食い込んで、見事、優勝戦へと駒を進めた。

とにかくエンジン気配が強力だ。初日11Rはスタート浮かせてしまったが、鋭い追い上げで2着。2日目の準決勝戦11Rも、大逃げで粘る増田伸一にかなり差を詰めて2着。今節はまだ白星こそないが、道中の動きの良さが光る。

「準決勝戦は雨用のセッティングで結果が出たし、これでいい。前節、地元の飯塚で新品クランクに交換してから動きがいい。スタートは初日にクラッチを交換して浮いたけど、なじませれば…。ハンデ戦の内寄りの枠だし、頑張りたいです」。12R優勝戦は、最重ハンデ勢では6車並びの内から2番目(4枠)のハンデ位置から戦えるのも有利だ。

前回の優勝は13年3月。約8年ぶりの優勝に向けて、エンジンの良さを最大に生かし、速攻から抜け出しを図る。