稲妻賞3連覇を狙う青山周平(36=伊勢崎)が、準々決勝戦A12Rを勝って、4日目の準決勝戦12Rに向かう。

レースは0ハン山中充智(2着)がハイペースで逃げたが、青山は6周1角で内からさばいて抜け出した。「ヘッド周りとかを扱っていったんですが、もうちょいですね。何か少し合ってない」。腰周りを含めた競走車と青山自身との微妙なフィーリングのずれが、気になっている様子だ。

「ヘッドを交換して3日目が2走目だし、準決勝戦に向けての整備は基本、セッティングですね。今節のスタートはむらで、切れているとは言えない。3日目も(浅香潤のフライングで)1回目のスタートは駄目だった。2回目は行けたけど…」と話した。

NO・1レーサーの青山だけに、もちろん最終12Rに組まれた。大会3連覇を果たすために、懸命な整備で気配を上向かせ、持ち味の速攻一気でまずは優出を目指す。