予選トップ通過の斉藤仁が3着に敗れ、11Rを逃げた浜崎直矢(38=埼玉)に優勝戦1枠が巡ってきた。

11R後は優勝戦の差し想定で「回り足がもうひとつ。引き波を越える力が欲しい」と話していたが、イン戦なら引き波は気にしなくていい。勝てば今年2度目の優勝だが、1度目は2月のここ平和島での逃げ切りだった。「行き足系はいいです。何も考えず、スタートに集中して(1Mを)先に回るだけ」。

優勝への金メダルは「集中」の先にある。