G3連続優勝を狙う松浦悠士(広島=30)に思わぬ難敵!? 自転車整備の時間が足りないのだ。

2予11Rでホームからカマした松浦だったが、番手の池田憲昭にかわされて2着。レース後は「踏み込んだ感触が全然良くない。きれいに回せていない分、最後もかわされた」と無念そうに振り返った。

初日特選で新田祐大(斜行失格)と接触して事故入8着だった。その際に「どこか体を痛めたのかな、という感じがある。自転車も重かった。体よりも自転車で何とかしたい」と言う。

しかし、ここで大きな問題がある。コロナ禍で宿舎が密にならないよう、今開催は分宿を実施。松浦も分宿への移動があり「宿舎が遠いため、午後6時半には競輪場を出ないといけない」と整備時間にリミットがある。

それでも「できることを精いっぱいやる」と、準決10Rへ向けて整備に取りかかっていた。