千葉市が主催する250競走「PIST6　チャンピオンシップ」の発表会見が8日、都内で行われた。

PIST6は、千葉競輪場跡地に建設された、国内3つ目の国際規格（屋内木製の1周250メートル）の自転車競技場「千葉JPFドーム」が舞台。競技のケイリンに近いルール、機材で、6車立てで行われる。

土日を中心に昼夜2部制（各6レース）の2日間開催で、年間100日程度施行。競輪にはない1選手が2度走る「1日2走制」を導入し、エンターテインメント性を高めた演出も行う。10月2日に開幕するが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、10月中は無観客となる。

車券発売は「TIPSTAR」のみで、他のポータルサイトや場内、場外での発売は行われない。

参加予定選手として、東京五輪代表の新田祐大と脇本雄太が会見に登場。現時点で出走資格を持っていないため、新田は「まず資格を取りたい。あっせんが入れば」と前向き。

バンクや機材が競技に近く、海外選手の参戦も予定されている。新田は「毎週末に国際大会が行われるイメージだと思う」。脇本も「競技のレベルが向上すると思う」と話した。