地元茨城の最強ブラザース吉田拓矢(26)と昌司(24)がそれぞれS級、A級決勝で主役を張る。

兄の拓矢は特選で自在性、準決ではスピードと粘りを見せての勝ち上がり。弟の昌司は逃げ切り連発と、そろって仕上がり良好だ。

2人は全レースが終わると、余裕たっぷりの受け答えをみせた。拓矢が「地元で兄弟Vを目標にしてきた」と話せば、昌司は21日にS級特昇した弟の有希を念頭に「兄弟で僕が1番弱いんです」と言っておどけた。

F1戦でのS、A級兄弟ダブル優勝は、12年10月奈良で三谷将太(S級)と竜生(A級)が果たして以来となる。達成すればもちろん吉田兄弟では初。開催中に何度もお互いの乗車フォームをチェックするなど、仲がいい拓矢と昌司がそろってVゴールを決めるか!?