大ベテラン高橋二朗(72=東京)が前検1番時計タイの6秒60をマークして、好気配だ。

初日選抜組の椎名豊と並ぶ好タイム。駆る49号機はエンジン複勝率こそ28・0%しかないが、前節に山口修路の懸命な調整が実を結び、5日目から回り足を中心に気配が上向いた。その気配をそのまま引き継いだ感じだ。

高橋自身も前検の感触を「感じは良かったよ。押す感じもあったし。このままでも行けそうだね」と笑顔で手応えの良さを口にした。

初日は5R2枠の1回乗り。豊富なターンテクニックを駆使して枠なりの2コースから鋭く差して好発進を狙う。