128期の米丸乃絵(20=福岡)が、7Rでデビュー初1着をゲット。初出走から68走目で初勝利を手にした。

レースは5コースからコンマ16のトップタイのスタートで発進。鮮やかなまくりで決めた。「本当にうれしいです」。水神祭ではファンの前で笑顔を振りまいたが、「一番(初勝利)は6コースから取りたかったので、ちゃんとした1着と思っていないです」と勝負師の一面も見せた。

1Mの心境については「絞めようと思ったけど、我慢して絞めずにまくろうと思いました」。抜け出した瞬間は一瞬だけ我を忘れたという。「わーみたいな(笑い)。ターンマークを外しちゃ駄目だと思いましたね」と振り返った。

次の目標はテクニックの向上だ。「舟券に安定して絡めるようにしたいです。まぐれとか運ではなく、技量を上げて絡めるようにしたいですね」と実力勝負を目指す。

パートナーの16号機についての感触も上々。「乗り心地もいいし、伸びも来ました。求めるなら出足くらいです」。4日目は5R5枠、9R6枠に登場する。勢いに乗って2勝目をつかめるかどうか目が離せない。