体内深部の疲労骨折から奈良G3で戦線に復帰した脇本雄太(32=福井)が、復帰2戦目に臨む。17年12月平塚以来のF1参戦で、当地は初出走になる。「大宮は初めて。これでやっと全場制覇。呼ばれて良かった」と笑顔を見せた。

初日特選で一緒に走るメンバーも、期待に胸を膨らませる。新山将史は「スピードが他の人とは全然違うし、勝負するならそこ(脇本の番手)しかない」とジカ競りを表明。山賀雅仁は「競りじゃなかったら3番手でも付いてみたかった」と残念そうだった。

脇本1人いるだけで、ただのF1ではなくなる。全選手が世界基準の走りにくぎ付け。初日からどんな走りを見せるか楽しみだ。