名古屋競輪モーニングレース開幕戦、記念すべきオープニングのチ予選1Rは、林昴(20=福岡)が制した。

抵抗する森佑樹を寄せ付けない逃げ切り勝ち。それでも、打鐘過ぎで森に内をすくわれて、ラインが空中分解してしまったレースには「課題の残るレースでした。森さんは内に来てもおかしくない選手。不用意に空けてしまった自分のミス」と硬い表情を崩さなかった。

当地を走るのは今回が初めて。「バンク自体は悪くない」と振り返るが「自分は前回(2月広島)ほど良くない」と話す。「シンプルにたれてた感がある。踏み直しが少しふらふらしたので、しっかり力を入れられるようにしたい」。修正して臨むチ準決5Rでも力強い逃走劇を見せたい。