同門の後輩たちの頑張りを無駄にしなかった。準決10Rの小川勇介(37=福岡)は、岩谷拓磨-市橋司優人の3番手から3着に入った。「岩谷には深谷(知広)君や吉田(拓矢)君にどこまで通用するかやってみろと言った。吉田君に行かれたけど、うまくリカバリーできました」。

コロナ禍が始まった2年前から練習方法を見直し、肉体改造に着手。時間はかかったが、やってきたことが形になった。

決勝12Rは、2予で4分の1車輪差まで肉薄した松浦悠士と再び連係。何か大きなことをやりそうな雰囲気が漂ってきた。