川口聖二(30=岐阜)が1予6Rで3着に逃げ粘って、初めてG1の2予に駒を進めた。

最終3角ではまくり上げた和田真久留を自らブロック。「(番手の)笠松(信幸)さんが仕事をせんもんで自分で止めましたよ。スタート取りにも失敗するし…(笑い)」と、ご機嫌で振り返った。

兄の公太朗が初日、先に2予進出を決めている。「すごく緊張したけど、ハム(公太朗の愛称)に『お前は自分の勝ち上がりだけを考えて走れよ』って、この人タイトル取ったことあるのかなって思うくらい、すごく上から言われましたよ(笑い)。疋田(敏)さんにセッティングを見てもらったおかげ」と喜びを表した。

未知のG1準決を懸けて2予へ向かう。