スタート事故で波乱となった12R優勝戦は、磯部誠(31=愛知)が制した。

進入は枠なり3対3。がスリットから4カド沢田尚也が飛び出して1Mを先制したが、コンマ04のスリットオーバー。磯部は2コースからイン須藤博倫をたたいて回り、2Mで内を切り込む長嶋万記を冷静にさばいて抜け出した。2着は長嶋、3着に地元の遠藤エミが入った。

びわこは、前回20年9月のプレミアムG1ヤングダービー以来、2度目の優勝。今節は相棒54号機に納得しなかったが、2月の常滑G1東海地区選以来、今年2度目の優勝を飾った。

5月からのグレード戦線へ、一の矢を決めた磯部の次節は、29日からの地元蒲郡を予定している。