122期の新人・戸田瑞姫(みずき、19=茨城)が、俊敏なコース取りと鋭い差し足で3着に食い込んだ。

予1・6Rは最終バックで最後方だったが、4角から空いた中を割って伸び、車券に絡んだ。栃茨の先輩の渡辺恭典(栃木)が「さすがに芦沢大輔と練習しているだけあるわ」と目を丸くする男子顔負けのレース内容に、戸田も「卒記でちゅうちょした反省があったので、今日(初日)はコースが空いたら絶対に入っていくぞ、と思っていました」と笑顔で振り返った。師匠の河野通孝から「思い切っていけ」と激励されてのデビュー戦。予2・6Rも勇敢に戦って、ファンの車券に貢献する。