東北の大砲・小松崎大地(39=福島)が、9年連続9度目のオールスターに臨む。

自力王国と言われた東北も、新山響平以降は、なかなか若い力が育ち切れていない。ベテランの域に入った小松崎は、そろそろ若手の番手でいい思いをしてもいい時期。しかし、まだまだ自力の看板を下ろせないのが現状だ。「前回の弥彦ではいろいろ収穫もあった。今回が30代最後のG1なので、いい思い出を作りたいですね」。

1予1・5Rもラインの先頭を任された。別線の先頭を走るのは、20代の寺崎浩平と林大悟だが、パワーとテクニックで若い力を凌駕(りょうが)する。