121期新人の松本秀之慎(19=熊本)がチャレンジ予選1Rを突っ張り先行で押し切り快勝した。

本格デビュー戦の高松で完全優勝。2場所目の岐阜も連勝で勝ち上がったが、決勝で落車。それが響いて3場所目の松阪は決勝4着と崩れた。今回の落車の影響については「今日はトップスピードまで行ってないのでわかりませんが、悪くはないと思います」。

現在の目標は「1年以内にS級へ特昇すること。兄がそうだったから」。117期の兄・松本秀之介はデビューから約1年の昨年6月にS級へ特昇。今年7月からはS級1班に昇級した。その存在を意識するなというのは無理だろう。

「今の熊本は若手の先行選手がどんどん出てきている。僕もその流れに乗りたいですね」と意気込む。

S級特昇の前に、まずはチャレンジを卒業する必要がある。今回の玉野がその第1歩となるかもしれない。