1枠前田将太(34=福岡)が堂々と押し切って、今年7度目の優勝を決めた。ダッシュ勢の早いスタートはあったが、コンマ11の踏み込みから先に回って押し切った。ともに外を握った岩崎正哉と下條雄太郎だが、2Mを先に回った岩崎が2着、下條が3着となった。なお、6枠松江秀徳はコンマ01のフライングに散った。

前検から1号機に全幅の信頼を置いていた。その勢いのままシリーズリーダーを守り切り、若松では今年5節目の参加だが、1月ミッドナイト、6月一般戦に続く3度目の優勝。4月GW戦は西山貴浩に敗れはしたが優勝戦2着。3月周年も準優で惜しくも3着と、常に結果を残してきた。

「少しリズムを落としていたので、この優勝をいい流れにしたい。それに、この1号機も注目して良いと思います」と言い残した。