121期生による企画レース「競輪ルーキーシリーズ2022プラス」が6Rで行われ、室井蓮太朗(21=徳島)が優勝した。

ラインを組んだ山口多聞が打鐘から先行すると、番手で車間を切って東矢圭吾のまくりをけん制。直線に向くと、満を持して抜け出した。

「全然、進んでなかった。引きずられた感じだった」。自転車の伸びには満足できない様子だったが「前(山口)がかかっていて、東矢さんのまくりが止まるのも分かったし、一番最初にゴールせなあかんでしょ!」と、父・健一から受け継いだ勝負師のDNAを垣間見せた。

そして「今は松浦(悠士)さんみたいになりたいし、最終形態は小倉(竜二)さんのような、信頼される追い込みになりたい」と、将来のプランを語った。