代謝の危機だった地元の清水正人(49=千葉)が、チャレンジ決勝最後のイスに滑り込んだ。準決3Rは栗本尚宗の番手で食い下がって3着。予選の2着が効いて、決勝切符を手に入れた。

今年4月の岐阜以来、8カ月ぶりの決勝進出だ。「良かったです。栗本のおかげだし、みんなのおかげ」と仲間に感謝しきり。5月の青森で落車してからは長期欠場もあり、今期は66点台と大幅に競走点数を落としていた。決勝で望みをつないだ清水は「離れないように頑張りたい。しっかり走り切る」と気を引き締めた。