新田泰章(35=広島)が、準優11Rで2コースから差しを決め、優勝戦1枠を手に入れた。

駆る32号機は「前半6Rで良くない部分が分かったので、調整して後半11Rに何とか間に合いました。エンジンはいいと思いますが、伸びは大谷(健太)選手の方がいいですね。現状はターンができるところまできました。1枠だし、もう少し伸びを求めてもいいかなと思っています」と優勝戦へ向けて冷静に分析した。

戸田の1枠は必ずしも有利とは言えないが「行き足というか、手前が良くなったのでスタートは見えやすくなりました」とスタートに不安はない。5月の津以来、今年3度目の優勝を目指し、渾身(こんしん)の逃げを決める。