坂口周(44=三重)が巧腕を見事に発揮して、3日目を1、2着にまとめた。

前半2Rは、4枠から好ピット離れで飛び出し、2コースを奪うとまんまと差し抜けた。後半9Rは、5コースから混戦を突いて2着を確保した。

坂口は、2日目11Rでまくり差しに入れなかったレースを悔やみ「選手が下手でハンドルが切れてない」を連発していた。そのうっぷんを3日目にぶつけた。「まだ乗り心地はしっくり来てないけど、出足はしっかりしてきた」。3日目を終えて得点率は2位(8・00、6走=48点)。臨戦態勢を整えて、逆転の予選トップ通過に照準を合わせる。