中野咲(25=愛知)が予2・6Rでホームから内を抜けて先行し、そのまま他を寄せつけずに押し切った。

「被ってスピードが乗らなかったし、タイムも悪かった。それでも逃げ切れたのでうれしい」と喜んだ。

タイプ的に地味な存在だが、最近の安定感は素晴らしい。「まだ練習の成果が出ていない」と嘆くが、着実にパワーアップしている。

「予選で逃げ切ったのは記憶にない」という好調さで、20年11月和歌山以来の優勝を目指す。