輪界NO.1の高身長レーサー加賀山淳(39=千葉)が、S級予選10Rで2周半の突っ張り先行を決め、通算200勝を達成した。

人気の東北勢を突っ張ってからは、絶妙なペース配分での逃げ切り勝利。「200勝? あ、言われるまで忘れていました」と、照れくさそうに引き揚げてきた。

「これまで、先行での1着は150勝くらいかな」と話す加賀山。最近は番手回りも増え、「人の後ろが楽しくなった」と、語る。

「去年の松戸G3で、染谷(幸喜)をマークしての2着がすごくうれしかった。自力もやっていくけど、番手でもいろいろできるようになりたい。純粋に、できないことに挑戦するのが楽しい」と話した。S級準決10Rは、内藤秀久に任されての自力戦だが、攻め幅を広げての総力戦もありそうだ。