12Rで決勝が行われ、脇本雄太(33=福井)が前受けからの打鐘先行で押し切った。今年は和歌山G3に続いて2場所連続で完全V。昨年の平塚KEIRINグランプリ(GP)から3場所連続Vとなった。G3は13度目、通算61度目の優勝となった。2着は古性優作、3着は坂井洋が入った。

スタートは各選手がけん制する中、古性が前を取り、脇本-古性で前受け。坂井-久木原洋の関東コンビが3、4番手。片岡迪之-岩津裕介-池田憲昭の中四国トリオが5~7番手。山口拳矢-小堺浩二の中部コンビが後方を追走した。

残り2周から打鐘にかけて、後方からは誰も仕掛けられず、脇本がそのまま先行策。次第にペースが上がると、後続はさらに動けずじまい。最終4角から番手の古性が懸命に前を追ったが、脇本は粘り込み1着。古性、坂井が2、3着に続き、周回から、そのままの順番でゴールした。

シリーズは最後まで脇本の強さが光った。

2車単(1)(9)140円。3連単(1)(9)(5)450円。

 

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)