吉田拓矢(27=茨城)にとって小倉は、いい思い出と悪い思い出が同居するバンクだ。21年11月は競輪祭で悲願のG1優勝を飾った。一方、昨年の競輪祭はピンピン(1着、1着)で勝ち上がりながら、4日目ダイヤモンドレース、5日目準決で連続落車と散々な結果に終わった。

今回は「落、落のイメージを払拭(ふっしょく)して帰りたい」。特選は機動力で圧倒的にリードしているだけに、自力で好スタートを切りたいところだ。