谷元奎心(22=鹿児島)が予選10Rで、逃げる久米康平-福島武士の3番手に飛び付き2着でゴールした。

これでS級戦で初めて準決に進んだ。位置取りしぶとい簗田一輝との並走も「何とかしのげた」とヨコの動きにも進化を見せた。A級と違って「勝たなきゃいけないプレッシャーから解放された」ことが、気楽に走れる要因だ。

準決12RはG1ウイナーの吉田拓矢が相手だ。「わくわくしますね」と強敵との対戦が待ち遠しい様子だった。