取鳥雄吾(28=岡山)が1予6Rを逃げ切った。「最終バックから苦しくて余裕がなかった」と振り返ったが、スピード感たっぷりのレース内容だった。

今年は飛躍の年にしたいという思いがある。同じ107期の吉田拓矢が21年競輪祭、新山響平が22年競輪祭を制してG1ウイナーとなった。これが強い刺激になっているからだ。

「2人にはいいところを取られて、僕としては情けない気持ちです。でも、雑草なりに頑張らないといけない。いろいろなことに挑戦していきたい」と、大舞台での活躍を目標に歩みを進めていくつもりだ。

2予10RはS班の新田祐大との対決が待っている。爪痕を残すのではなくて、勝者となって準決進出を決める。