良永浩一(43=福岡)が準決6Rで鋭い伸びを見せた。

九州別線だった利根正明のまくりに切り替えると、大外を踏んで逃げる土屋壮登と8分の1輪差の2着に強襲。「体調もあると思うが、ギアのおかげでしょうね」。ギア倍数を3・86から3・93に当日変更したことがピタリと的中。困難な局面をしのいだ。

さらに決勝7Rは立部楓真の番手回りという流れの良さ。「1月がいまいちだったので、これから上げていけるように。アップとかを考えて、もう少し朝は爽やかに走らないとですね(笑い)」と冗談交じりに決勝への修正点を挙げていた。