平山智加(37=香川)が、土壇場で踏みとどまった。初日から伸び不足に苦しみ、再三の整備も実らず予選落ちのピンチに追い込まれたが、4日目10Rの直前にキャリアボデー交換に着手。これが大正解。13号機の大幅な上積みに成功し、しっかり逃げ切り、準優最後の椅子に滑り込んだ。

「明らかに伸びが良くなって、伸びはいい方かも。回り足も悪くない。こんなことはないですね。すごく良くなりました」と、驚きを隠せない。準優11Rは6枠での登場となるが、息を吹き返した今の舟足をもってすれば、軽視は禁物だ。